むそうたかし 写真展
「ほとけの乙女 ミャンマーの仏塔・寺院と少女たち」
(出展者からの案内)
祈り=今この瞬間の現実に意識を向けること。
ブッダが悟りを開いたとされるヴィパッサナー瞑想の体験中に、「太陽の光に照らされた遺跡を背景に祈る少女」のビジョンを見た著者は、写真家としてこの光景を撮影するため、ブッダの教えを守る上座部仏教の聖地ミャンマーを訪れた。
仏塔(ミャンマー語で「パヤー」)は、「尊い人=ブッダ」という意味がある。 国民の9割が仏教徒であるミャンマーの人々にとって、仏塔=ブッダは特別な存在であり、出家していない人(在家信者)がブッダと関わることのできる場として、朝から晩まで多くの人で賑わう。少女たちにとっても、家、学校に次ぐ第3の居場所になっている。 そんなミャンマー各地のさまざまな仏教建造物と、偶然その場に居合わせた少女たちの祈る姿をおさめた異色の作品。
撮影後、ミャンマーで国軍によるクーデター勃発。撮影地は炎に包まれ、幼い子供たちまでもが犠牲になり、再び軍事政権が掌握する時代に逆戻りになった。 ミャンマーには美しくて魅力的な世界観がたくさんあるのに、それが血に染まっている現状がとてつもなく悲しい。 この作品が、争いへの問題提起になったり、何かを考えるきっかけになればと切に願います。
出展枚数(カラー44点(予定)
※全日在廊予定
会場
アイデムフォトギャラリー シリウス
2024年10月17日(木)~10月23日(水)
10:00~18:00 最終日は15時まで
日曜休館/入場無料
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-4-10
アイデム本社ビル2F
電車の最寄り駅
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